ホーム /読みもの /朝のBBQグリルで焼くもの|泊まりBBQの翌朝問題
朝のBBQグリルで焼くもの|泊まりBBQの翌朝問題
泊まりBBQには、日帰りにはない特権がある。翌朝、グリルがまだ庭にあることだ。夜の宴が終わっても道具を撤収しなくていい。それなら、朝食も外で焼いてしまえばいい。
朝のグリルは、夜とは別の道具になる。夜が「焼く力」の勝負なら、朝は「余熱くらい」がちょうどいい。おすすめは、厚切りベーコンと目玉焼き。網の上のホットサンド。前夜の残りごはんで作る焼きおにぎりは、醤油を塗って網に載せるだけで、庭中にいい匂いが立つ。甘いものなら、輪切りのパイナップルや桃を軽く炙ると、朝の果物が別物になる。そして主役はコーヒーだ。湯を沸かし、外の空気の中で淹れる一杯は、同じ豆でも室内とは味が違う。
コツはひとつだけ。前夜の網は、宴の終わりに軽く掃除しておくこと。火ばさみで炭を寄せ、網の焦げを落とす5分の手間が、翌朝の自由を作る。チェックアウトの時間から逆算して、朝食は早めに始めるのもポイントだ。朝の光の中の食卓は、それだけで旅のハイライトになる。
有明海を見ながらの朝: ヴィガン(VIGAN)天草

上天草・大矢野の岬に建つ一棟貸しの貸別荘。有明海と島々を見渡し、ベランダの露天風呂やサウナ、テラスBBQを楽しめる。定員5名。朝の有明海は干満で表情を変える海だ。テラスで朝食を焼きながら、潮が引いていく海を眺める。九州の島旅らしい朝になる。
ガスグリルという朝の味方: AMAO VILLA(アマオヴィラ)熱海

伊豆山の斜面に佇む隠れ家の一棟貸し。大島を望むオーシャンビューのバルコニーとガスBBQを備え、愛犬と過ごせる。炭起こしのいらないガスグリルは、朝との相性が抜群だ。目が覚めてから10分で、大島ビューのバルコニーがモーニングテーブルになる。犬の朝散歩から戻って、そのまま朝食へ。
森の朝と、スイートのグリル: 秩父別邸こむら

秩父の森に佇む全4室のプライベートリゾート。各スイートにプール・サウナ・半露天風呂・BBQ・フリーバーを備え、ドッグラン付きの愛犬同伴スイートもある。森の朝は空気が湿っていて、グリルの煙がまっすぐ立つ。鳥の声を聞きながらの朝食のあとは、朝風呂かプールか。朝の選択肢が多い宿だ。
「翌朝問題」は、ごちそうになる
泊まりBBQの翌朝は、前夜の疲れと片付けが残る「問題」として語られがちだ。けれど視点を変えれば、道具も火も揃った状態で朝を迎えられる、またとない機会でもある。次の泊まりBBQは、夜のメニューと一緒に、朝のメニューも買い出しリストに入れておいてほしい。